立命館大学インターンシップ生(第2期)の受け入れが終わりました。

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昨日は、私が代表を務めさせて頂いている会社の13回目の創業記念日でした。
京都の「京都リサーチパーク」というところで創業し、いくつもの革新的サービスをリリースしてきました。
議員となってからは事業成長とは行っていませんが、なんとかお客様にサービスを提供し続けさせて頂いております。
納税者目線に立ち、また経営者感覚を持つためにも、事業経営に関わることを今後も継続していきたいと思っています。



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さて、立命館大学と大津市議会との協定に基づく、学生インターンシップ(第2期生)の受け入れが正式に昨日終わりました。
会派「志成会」には、3名のインターン生が来てくれて、今回は「大津の新しいグルメのルール作り」、具体的には「大津カレー」のルール作りに関して調査してもらい、一般質問で取り上げるべく原稿案作成をしてもらいました。学生ならではの感性による発想は、新しい気付きを与えてくれました。

立命館大学は母校でもあり、このような形で学生のキャリア形成に関われることは、大変感慨深く感じています。
年齢でいえば15歳ほども離れていますが、このように学生との接点を持つことで、いまの学生の流行を知ることもでき、また思考のベースにあるものも知ることができます。貴重な機会だと私は考えています。得てして議員や会社経営で順風な時期は、「自分の考えが正しい」と思いこんでしまうこともあります。
たとえば、英語はこれからの社会では必要不可欠だという常識のようなものも、実は20年離れた世代目線から見ると、違う考え方、価値観で物事を見ているかもしれません。以前、一般質問でも取り上げましたが、英語教育に関しては、即時音声通訳システムの革新的な技術進歩によって、語学としての英語の必要性は急速に低下しつつあると考えていますが、そうした考え方も、私よりも若い世代から教えてもらいました。私たちの常識が、世代が異なると非常識ということも十分にあり得ます。
そうした意味からも、より若い世代との垣根をなくした交流というのは大事にしていかねばならないと思っています。

また、インターン生からは、「市政の問題を真正面から捉えて、問題指摘すれば、市長との関係が悪くなるので、議員活動というのは本当に難しいですね」という意見も頂戴しました。

確かに、真正直に現在の市政の問題指摘を行えば、市長はじめ関係部局から嫌われて、情報を出してもらいにくくなったり、要望が通りにくくなったりします。二元代表制と言いながら、予算編成権は市長が独任的に有しているわけで、議会は議決権や議案修正権を持ってはいるものの、現実的には市長部局に対して地元要望を通してもらうようにお願いしなければならない立場でもあります。

かといって、市政の問題を見過ごすようなことがあってはならないので、このあたりは、議員活動のジレンマでもあります。私としては、的確な問題指摘であれば、「わかってくれる人は分かってくれる」というスタンスで活動をしています。

アカンもんはアカン! という姿勢は今後も貫いていきたいと思います。
自分に嘘をつくことはできません。「義を見てせざるは勇無きなり」です。
悪いと思っていることを口に出せなくなったら、民意から外れていくのだと私は思います。
これは「まだまだ若い」からなのではなく、信念です。



大津市議会議員 藤井哲也拝







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