「都市計画道路3・4・52号 建設促進協議会」&「明日の大津を考える会 市民シンポジウム」

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こんばんは。
先日ご案内しておりました「大津っ子サミット」及び「市政よろず相談会(8月)」はおかげさまをもちまして無事に終了することができました。ご参加くださいました皆様、誠にありがとうございました。

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「大津っ子サミット」では子供たちから、大津市長に対して率直な質問・意見が出ていました。
また「よろず相談」におきましても、2名のご相談者があり、それぞれ丁寧に対応させて頂いております。9月の相談会は9月26日(土曜)の午前10時から、真野北市民センターで開催します。よろしくお願いいたします。



さて昨日(28日)に、「都市計画道路3・4・52号 建設促進協議会」の設立総会が開催され、今後は当該道路建設に向けた協議や調査などを行っていくことになります。
以前から何度か本会議一般質問で触れている「湖西台開発事業」の中央を通る道路のことです。
(参考:2014年12月31日のブログ記事

3・4・52号建設促進協議会設立

動きがあったのは5月下旬。大津市長が地元自治連合会との協議の中で、道路建設を検討していきたい旨 発言したことがあります。地元も市役所内部も建設に向けて前向きな意見が多数ですが、唯一といっていいかもしれませんが市長のみが態度を保留しています。市南部出身の市長ではやはり北部地域の活性化は後回しなのでしょうか。そんな市長の態度が少し変わったのが5月下旬の会合です。

それから3か月。具体的な協議を進めていく母体として伊香立・真野の両学区自治連合会及び関係自治会、そして両学区在住の市議会議員によって構成されることとなりました。今後は、堅田駅西口と伊香立南庄をつなぐ幹線道路の建設に向け、動いていきます。
道路の混雑解消や災害時の道路確保のみならず、このままでは人口減少が加速度的に進む大津市北部地域全体を活性化するための産業誘致や若者世代の転住者引き込みなどの視点からも重要性が高い案件です。


また、本日は「明日の大津を考える会 市民シンポジウム」が市民会館で開催されました。

第3回明日の大津を考える会

主催者は元自民党参議院議員でアヤハ社長の河本英典さん。
これまで3回のシンポジウムを立て続けに開催されてきました。来年1月の市長選挙を意識しての会であると私個人として認識しています。
そうしたことから、候補を擁立するか、またはしないかはわかりませんが、どのような議論、プロセスを経るのかを知っておきたく参加しています。

昨日のシンポジウムでは、大津市で創業し、高いセンサー技術を武器に株式を上場させ、世界的企業へ成長させたオプテックスの小林社長の基調講演と、パネラーを交えたディスカッションでした。

特に小林社長のお話は共感することばかりでした。
まちづくりのグランドデザイン、キャッチコピーがなく、各主体がバラバラに活動を行っていてもったいない状態にある。大津市には魅力がたくさんありすぎるが故になにもないように見えてしまう。市民自体が愛着と誇りを感じることが重要であり、ありすぎる資源を再発見、整理し、そして統合したまちづくりのビジョン(私なりにはブランディング的なものととらえました)を示さねばならないというものです。
そのためには強いリーダーシップが必要ではないかというものでした。

とても印象に残っているのは、小林社長自体が200を超える子会社を抱えている経験談から出てきた「自主性を尊重しながらも、全体のガバナンスをしっかりしなければならない」というものです。例として挙げられたのは大津市内に商工会議所や商工会が3つもありバラバラなこと、観光協会もたくさんありバラバラに活動をしていることなどです。

週明け(31日)から通常会議が開会します。
9月7日~10日の4日間、本会議一般質問が行われますが、今回の私のテーマは「定住対策としてのブランディングの必要性」です。大津市がどのような姿勢でどのような答弁をするのかをしっかりと確認し、私自身の越市政との今後のスタンスの取り方についての検討材料にしたいと思っています。

そういえば、すでにご存じの方も多いと思いますが、前副市長の茂呂さんがブログを始められました。なぜ辞められたのか。いま越市政についてどう感じているのかを書いておられます。これまで議員では知りうることができなかった事柄も書いておられ、大変勉強になっています。
(参考:ブログ「大津通信」



大津市議会議員 藤井哲也拝




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