大津シビックプライド・ウォーキング2日目(2)

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「シビックプライド」とはCivic(市民)+Pride(誇り)で、日本での多くの自治体が大変大事にしている言葉です。自分の町を好きにならずして、観光振興対策や人口対策をとっても行政が勝手に旗を振っているにすぎません。主体は市民であるべきで、市民自身が住む自治体に対して誇りを持つための行動を意味します。


さて2日目の続きです。
坂本城址を目で確認した後は、柳馬場から比叡山延暦寺を目指して石積みのまち・坂本へ向かいます。

坂本の町並み2

坂本の町並み3

【穴太積(石積み)】
野面積みを指して昭和初期以降に用いられるようになった俗称であり、穴太衆が手がけた野面積の石垣のことを言う。しかし、野面積のことを穴太石垣と誤解されることもある。
(wikipediaより引用)


織田信長が比叡山焼き討ち(1571年)の際、堅固な石垣に感嘆し、当該技術をそのまま安土城建築に用いたことから全国的に穴太積が広がったとされています。
坂本では、現在広い地域で石積みの町並みが形成されていて、歴史を感じる空間となっています。

また周辺には最澄が生まれたとされる生源寺や、皇室関係者が住職を務めてきた滋賀院門跡、また徳川家康に信頼を得ていた大僧正・南海坊天海を祀る慈眼堂などがあります。

生源寺

滋賀院門跡


また、大津市が最近になってリニューアルした「旧竹林院」ものぞいてきました。
拝観有料だったので躊躇しましたが入って良かったと思います。素晴らしい光景を見ることができました。またスタッフのおもてなしも素晴らしかったです。

坂本竹林院1

坂本竹林院2

坂本竹林院3

坂本竹林院4

旧竹林院のホームページ



いよいよ比叡山延暦寺に向かいます。
登り口に、日吉大社の案内があります。湖国3大祭りで有名な「山王祭」の舞台ともなる神社です。

日吉大社

【日吉大社】
全国に約2,000社ある日吉・日枝・山王神社の総本社である。通称として山王権現とも呼ばれる。
文献では、『古事記』に「大山咋神、亦の名を山末之大主神。此の神は近淡海国の日枝の山に坐し」とあるのが初見だが、これは、日吉大社の東本宮の祭神・大山咋神について記したものである。日枝の山(ひえのやま)とは後の比叡山のことである。日吉大社は、崇神天皇7年に、日枝山の山頂から現在の地に移されたという。
平安京遷都により、当社が京の鬼門に当たることから、鬼門除け・災難除けの社として崇敬されるようになった。
最澄が比叡山上に延暦寺を建立し、比叡山の地主神である当社を、天台宗・延暦寺の守護神として崇敬した。
中国の天台宗の本山である天台山国清寺で祀られていた山王元弼真君にならって山王権現と呼ばれるようになった。延暦寺では、山王権現に対する信仰と天台宗の教えを結びつけて山王神道を説いた。
(wikipediaより引用)


※2日目(3)へ続く。


大津市議会議員 藤井哲也拝




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