人事給与構造改革&ブランディングに関する行政視察。

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こんばんは。
本日は大阪府箕面市に人事給与構造改革の先進事例を、兵庫県尼崎市にシティプロモーション(ブランディング)の先進事例を、行政視察により調査してまいりました。

両自治体とも尖っています。
非常に素晴らしい事例で、大変参考になりました。
本日の視察は近隣ということもあり、政務活動費を用いていません。高速料金など計5千円くらい出費がありましたが、私の中では十分納得しております。それよりも、得た知見をしっかりと議会での議論に生かし、大津市政の停滞しつつある状況を改革していけるように努めたいと思います。


箕面市1
(大阪府箕面市議会の議場にて)

まず午前中は、箕面市に人事給与構造改革に関して視察に伺いました。
以前視察に伺った岸和田市さんも凄かったですが、同じくらい先進的な取り組みをされていました。

以前から何度も議会で取り上げていますが、大津市は係長職でも永年在籍することで課長職の給与を超えてしまう歪んだ給与制度ですが、箕面市さんはそうした矛盾を完全になくしておられます。
また住宅手当も市外在住の職員には支給していなかったり、退職手当も最終ポジションのみ関係する一般的な自治体のそれとは異なり、在職期間中の職位すべてを評価する制度にされています。

本年4月に新人事制度に切り替えられ、まだ影響評価まではできていないそうですが、人事部局の方から様々なお声を聞かせて頂きました。
今後の大津市の人事給与構造改革に向けて大変参考になりました。ありがとうございました。



尼崎ブランディング
(尼崎市役所で先進事例の説明を頂きました)

尼崎ブランディング2
(尼崎市役所のシティプロモーション推進指針の表紙)

また午後には尼崎市役所に先進事例を学びに行きました。
尼崎市は第1回シティプロモーションサミットの開催地で、「あまらぶ」というコピーでプロモーションをされています。

プロモーションといえばセールス色が強く感じますが、よくよく聞いてみるとインナーブランディング中心の施策で、尼崎を好きな人を増やしていく取り組みです。

日光市や宇都宮市とは異なる観点から、地域ブランディングをされていて大変参考になりました。
またほとんどコスト(税金)を使わず、コンサルもつかわず、合わせて産学とうまく連携しながら自前(市職員自ら体と頭を使い)で実行されている点は刮目に値します。
あまりにも大津市の取り組みが貧弱に思えてきました。見習うことばかりです。
次回、議会では私なりに思うブランディングのあり方をまとめて、大津市に対して提案したいと思います。


以下近況です。

ソフトバンクワールド2015
(SoftbankWorld2015)

先週、東京出張際にたまたま開催されていたソフトバンクワールド2015に参加してきました。 人工知能が搭載された人型ロボットpepperは予想以上のレベルでした。末恐ろしいです。ドラえもんもそのうちできそうに思います。
また、IBMの人工知能watosonは常時進化しています。今回は人事労務業務の革新について、SoftBank常務執行役員 青野氏のプレゼンテーションを聞きましたが、ビッグデータを解析し人材のスクリーニング&マッチングを図ろうとするチャレンジは近い将来実現すると確信しました。
個人的には各講演で、もっと踏み込んだ内容のものを期待してましたが、オープンの展示会ではこれくらいで仕方ないのかもしれません。
すでに新しい時代は幕を開けているように感じました。


湖族まつり2015
(湖族まつり2015)

ふるさと志賀まつり2015
(ふれあい志賀まつり2015)

また夏祭りが各地でシーズンとなっています。
堅田での「湖族祭り」。志賀での「ふれあい志賀夏祭り」などに参加させていただきました。


クラウドファンディング2015
(大津クラウドファンディングチャレンジ)

あと以前、本会議で提案したクラウドファンディングの市民活動支援での活用について、いよいよ物事が前に進みそうです。
「大津クラウドファンディングチャレンジ」の入門編セミナーが開催されたため、参加いたしました。クラウドファンディングを活用して市民活動などが活性化できればイイなと思います。


暑い季節が続きます。
皆様も熱中症に気を付けて、ご自愛くださいませ。


大津市議 藤井哲也拝




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