議員研修会や週末のこと。

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おはようございます。
早くも1年の半分が経過しました。昨日6月末が私が経営する会社の決算日。
人事労務や就職・採用に関する事業を展開していますが、政治家との二足のわらじは年を追うごとに大変さが増しています。議員活動にマイナスではないかとよく聞かれすが、事業をやっていて感じることもたくさんあり、今のところ議員活動にプラスに働いていると思っています。納税者目線に立ち、そして成果とは関係なくもらえる議員報酬に甘んじることなく、生計を立てることの難しさを常に感じるためにも今後もできる限り、事業との両立を図っていきたいと思っています。


さて先週のことになりますが、大津市議会で議員研修会「いま、地方議会に望まれること」が公開で開催されました。

議員研修27年6月


講演者は、政治行政学者の大森彌氏。日本行政学会理事長、自治体学会代表運営委員、内閣府・独立行政法人評価委員会委員長も務めた東大名誉教授です。

政務動費を廃止した方がいいという考えや、議員は非常勤でなく常勤という認識に立つべきという考え、当選回数が多い議員ほどより多く発言し後輩議員の模範となるべきという考え、議場の作り方(市長メインではなく議員メインであるべき)、さらなる住民参画の必要性、議会事務局スタッフの育成、議会活動も重要だが議員活動をもっと充実させるべきとの考え、人口減少社会における議決機関としての議会に求められることなど、話は多岐にわたりました。

昨年度、同じく大津市議会主催の研修会で「職業としての政治」について講演頂いた、鵜養幸雄立命館大学大学院公務研究科教授の東大時代の師にあたるそうで、今回の研修が実現しました。

最後の方に言っておられた、研修は教える場ではなく、「気付き」を感じてもらう場との言葉の通り、あらためて自分の考えていた方向性に間違いがなかったことを気付くことができた研修会でした。


週末はあいにくの天候でしたが、葛川に行って地元の方とバーベキューをさせて頂きました。交流を通じて多くのことを教えて頂き、また現場を見て感じることもたくさんありました。

葛川27年6月


それにしても葛川は本当にいいところです。
みなさん、イキイキとされていました。最も印象に残った点です。
生活の質(QOL)を考える上で、いい経験となりました。

葛川の振興については大津市全体の人口減少対策の観点からも重要であり、この度の6月議会で取り上げたばかりです。今後も交流を深め、住民目線に立って意見できるように努めていきたいと思っています。
【参考】ブログ2015.6.16記事


大津市議会議員 藤井哲也拝





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