大津市議会の構造(2)

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おはようございます。
大津市議会議員(滋賀県)の藤井哲也です。

昨日で2ヶ月間続きました、議員インターンシップの受け入れがいったん終了しました。
学生の皆さんにとって今回の経験が今後に生かされることを心から願っています。
あらためてこの件については書きたいと思います。

さて、「大津市議会の構造(1)」として先日記載しましたが続編です。

私が議会活性化検討委員会に提案した「議決事件の追加」について、
「議会活性化検討委員会」(6月27日、7月31日開催)→「議会運営委員会」(9月18日開催)→「議会基本条例の政策検討会議」(次回10月3日開催予定)と、各委員会でたらい回しにされながら、なんとか議論の可能性が残されています。

大津市議会に限らず、多くの地方議会でも、議会運営のキーとなっているのが「議会運営委員会」というもので、大津市議会では「大津市議会 委員会条例」によって以下のように規定されています。

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(議会運営委員会の設置等)
第4条 議会に議会運営委員会を置く。
2 議会運営委員会の委員の定数は、9人とする。
3 前項の委員の任期については、前条の規定を準用する。
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以上です。どういったことを審議するのかは特に記載されていませんので、一般市民の皆さまにとっては馴染みが薄いと思います。
そのためもう少し詳しく説明させて頂くために、大津市議会の先例集の中から、「議会運営に関する確認事項」を掲載したいと思います。


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※手元にあったのが昨年度のものでしたので当時の資料を用いています。


ご覧の通り、一般質問や請願の取り扱い、討論や採決に加え、政策検討会議の運営に関することのルール(確認事項)や、各議員の所属委員会の振り分け、そして議会進行に関することなどを担っています。
つまり、議会運営に関すること全般に付いて審議することになっています。


今回 私が提案した「議決事件の追加」の件について、先の記事で議会運営委員会のことを「格が高い」と記載したのはこの為で、議会運営委員会は公式の会議で議事録も残り、また非常に強い影響力を持っています。

次回はこの議会運営委員会を中心として、大津市議会がどのように回っているのかを説明したいと思います。


大津市議会議員 藤井哲也拝





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