びわ湖大橋の無料化議論について。

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おはようございます!
滋賀県大津市議会議員の藤井哲也です。

昨日よりドットジェイピーより3名の学生が私のもとに議員インターンシップに来てくれることになりました。本人たちのキャリア形成にとって有意義なものとなるように、気付きの機会を提供していきたいと思います。当然、ダメなときは厳しく指導していくつもりです。
あらためて3名の活動についてご報告もしていきたいと思います。


さて昨年9月議会でも取り上げた「びわ湖大橋の無料化議論」ですが、一昨日に市建設部の方が議員控室に来て進捗があったので報告を受けました。たまたま先日開催した私の報告会に置いてもこの問題を少し取り上げたのですが、本日6日に県庁にて「びわ湖大橋のあり方検討会議」がなされるということで、大津市の方針を伝えに来られたものです。
【参考】2013年9月議会の関連記事

結論から記載すると大津市の方針は、
『料金徴収延長で、国道477の4車線化の事業促進を要望する。』です。

この問題の深さは、
1.びわ湖大橋無料化→国道477拡幅の実現性がかなり低くなる
2.びわ湖大橋有料継続→国道477拡幅の実現性がかなり高くなる
という問題にあります。

都市計画道路が建設中でローズタウン~仰木に広めの道ができますが、湖西道路の4車線化が事業許可間近となっており、国道477号(伊香立~湖西バイパス~びわ湖大橋)の混雑度は更に増すものと考えられます。(市の想定でも20%~30%混雑度が増すとのことです)
そのため、国道477を拡幅する必要性が生じてきますがその財源が、びわ湖大橋の通行料というわけです。県の財政というよりも、滋賀県道路公社がもっている部分になります。
利用者(県外の人も含む)に一定の受益者負担を求めつつ、びわ湖大橋の維持改修費用を賄うと同時に、湖西道路~びわ湖大橋の道路渋滞の解消を行うと言うのは理にかなっているように思います。

しかし地域には無料化を期待する声が大きいのも事実です。
私の下にも特に主婦層を中心に無料化して欲しいという声が届いています。

そうしたことからも大津市にはなぜ地域で議論する前に勝手に方針を決めたのか疑問が残ります。しかも私が昨年9月議会で取り上げているにもかかわらず。。。
市民負担に関係することなので、もう少し丁寧な意見交換集約の機会を設けるべきだと思います。こうした問題点は次回議会でも取り上げていきたいと思います。


以下、市から提示された資料です。

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大津市議会議員 藤井哲也拝





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