本日・午前10時~11時に、本会議一般質問で登壇します!

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おはようございます!
大津市議会議員、藤井哲也です。

本日の午前10時から1時間の予定で、市議会本会議で一般質問に立ちます。
ネットでライブ中継がされますので、皆様大変ご多忙と存じますが、ご覧頂けましたら幸甚です。
→ 「ライブ中継のご視聴」はこちらから


質問する内容については、
[1] 平成26年度当初予算における低所得者対策について
[2] 市長マニフェスト進捗率並びに、常勤特別職地域手当について
[3] 市民病院の民営化検討について
[4] ごみ処理体制及び、環境美化センターについて
[5] 大津市教育振興基本計画について

以上5項目についてです。一人の議員の持ち時間は答弁時間を合わせて60分間です。
前回は、産業観光部長の話が長くなり、また環境部長の不明瞭な答弁のため、時間調整が困難となりましたので、簡明に且つ丁寧に、そして時間配分を考慮して頂いた答弁を期待したいと思います。

最新の原稿は こちら です。
事前通告の際の原稿から、文脈が変わらない範囲で、より分かりやすく改訂しています。


今回は平成26年度の当初予算を審査する重要な議会と言うこともあり、当初予算に関する質問からスタートさせます。
特に、越市長が考える政策課題については、私も共通する部分が多く、「観光振興」「子育て」「環境政策」「行政改革」を重点的に考えて予算編成したとのことですが、私としては平成26年度に関しては消費税増税(5%→8%)が実施されることもあり、「低所得者対策」も重視すべきだと考えます。

思えば、政治を志したのは、若者の雇用問題に大いに課題を感じたからです。
11年前(2003年)に会社を作り、以来若者の雇用問題に取り組んできました。
もう一つのブログ「情熱的でかつ闘争心あふれるブログ」の2010年12月12日の記事に、当時の思いを書かせて頂いております。

若者の就職環境が厳しくなって久しいです。
就職氷河期と言われる時代が今も続き、その間 就職できない若者はフリーターとなり、キャリアの展望が見えず、スキルアップの機会を得られず、すでに40代となっている人もいます。

私が最初に入社した会社は人材派遣会社でした。
しかし「派遣」で働く人は時給1200円としても、月収は19万2千円。
ここから社会保険、所得税などが引かれ、実質的に使えるお金は15万円前後です。
家賃に5、6万、生活費(光熱費や食費など)で4、5万円、携帯電話で1万円と引いていけば、手元に残るのは3万円です。当然、派遣やフリーターにボーナスはありません。
服や下着代、1カ月に1、2回の飲み会代、交通費や急な医療費や慶弔費などを考えると、貯金はほぼできません。
実際に国の調査では貯金が全くない人が10%もいます。

現在、フリーターや派遣で働く人も、親世代が比較的お金をもっていたりして援助を受けて生活が成り立っていることも多く、仮に30歳の若者の親世代(60歳)が、平均寿命を迎える今から20年後には、たちまち生活援助を受けられなくなり、生活が困窮することが見えています。経済が明らかに悪化した1997年に大学卒業した人は、現在40歳くらいになっており、その親世代(70歳前後)は、あと10年後には平均寿命を迎えます。

また、結婚と給与は関係性が深く、事実、お金に心配があるから結婚できないという人も多くいます。越市長は、2年前の就任直後の議会で「大津市から人口減少を食い止める」と力を込めて発言しました。
しかしながら、「子育て政策」の充実も必要ではありますが、そもそも結婚できない人は出産もできません。(そうではないケースもありますが)

「子育て政策」の前にやるべきことは、「結婚できるための環境づくり政策」です。
その中で最も大きなファクターはやはり、経済的自立であり、雇用問題です。


今回の消費税増税により、物価は2%アップすると言われています。
更にインフレターゲットとされている2%を足すと、1年間で4%程度の実質的な物価上昇がおきます。
反面、「実質賃金」は昨年1年間で0.5%減少しており、物価は上がり賃金は下がるという状態です。

平成26年度においては、私は「低所得者対策」こそ、最も重視すべき政策であると思います。
おそらく、考え方の違いによって議論にはならないと思います。
とは言え、少しでもこの思いが市(市長ら)に伝わり、補正予算や既存事業の改善によって、低所得者に対する施策が進められるように、がんばりたいと思います。

本日10時からです。


 
大津市議会議員 藤井哲也拝






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