学区社会福祉協議会と学区自主防災会の視察研修に同行!

ホームブログ>学区社会福祉協議会と学区自主防災会の視察研修に同行!



おはようございます!
滋賀県の大津市議会議員、藤井哲也です。

本題の前に、大津市が進めようとしていた「地酒試作品開発」について、結果として市として主体的に開発することを断念し、農協が主となって開発を進めることになったと報告がありました。
本件は昨年9月議会で66万円の補正予算として提出されたものですが、議会では「行政がやるべきことではない。民間が開発して、市はそれをサポートすればよい」と断固反対しました。
そして、議会に本件を不必要とする修正予算案を他会派と共同で提出しました。
【参考】2013年8月27日ブログ記事2013年9月13日ブログ記事

この修正案に賛成したのは、みんなの党大津、清正会、惻隠、風の4会派(5議員)で、反対したのは湖誠会、市民ネット21、日本共産党大津市会議員団、公明党議員団、大志会の5会派(32議員)です。

結果的に、この予算は必要なかったということで、私たちの主張が正しかったということです。
普通に考えればこの予算は無駄そのものであり、反対された会派については、今後より一層の厳しい目を持った審査を期待するのです。


さて、先週木曜日には学区社会福祉協議会の町づくり視察研修に長浜市まで、土曜日には学区自主防災会の防災研修に福井市まで同行させて頂きました。


P1010264
(真野学区社会福祉協議会の長浜市視察の模様)

P1010260
(黒田官兵衛展が開催されている長浜城)

untitled
(真野学区自主防災会の福井市視察の模様)


長浜市の視察では、官民連携で観光振興に取り組んでおられるケースを視察させて頂き、長浜まちづくり株式会社の山内敬氏(元高島市副市長)のお話をお伺いさせて頂きました。
特に民間の青年実業家を中心とした危機感を行政がくみとって、官民連携でお金を出し合って取り組んでこられた町づくりについての経緯は大変勉強になりました。
長浜城や、黒壁スクエア、黒壁周辺の町づくりなどが成果です。
大津市でも現在、雄琴温泉地域や、瀬田などで官民連携の上で地域振興や観光振興が行われています。今で言う協働という考え方だと思いますが、今後 一層こうした連携は重要になってくるはずです。長浜市のケースは大いに参考になります。

そして、福井市の視察では、福井市防災センターに参りました。
福井大地震が戦争直後に発生し、当時の最高震度の6を記録して人口の1割の方が亡くなった大災害だったそうです。戦後の混乱期で資材や人材も不足する中で復興も大変だったと伺いました。
大津市においては湖西地域を中心に震災リスクがあります。(琵琶湖西岸断層帯)
その発生確率は30年内に1%もないということですが、もし発生した場合は私が住む地域も含め震度6が予想されており極めてデンジャラスです。当然、大津市役所も倒壊します。
発生確率が低いということは、発生しないということではなく、あくまでも確率で、明日大震災が発生するかもしれません。
真野学区に北部防災センターが竣工予定です。まずは地域の住民の皆さんが災害における意識を高め、いざという時に対応できるように自主防災会や消防団、自治会などが連携を深め知識を持っておくことが大切です。
現在、議会においても議会BCP作りを進めており、議会機能が大震災時にも機能するようにマニュアルを作成中です。
私も本年度は、防災対策特別委員会に所属し、自主防災会や消防団の強化を訴えてきました。引き続き、意識を高く持ち市民の生活の安全が守られるように努めてまいります。


さて本日から議会の代表質問&一般質問です!


大津市議会議員 藤井哲也拝


▲ページのトップへ