環境美化センター改修等工事予算が議会通過しました。

ホームブログ>環境美化センター改修等工事予算が議会通過しました。


おはようございます。
大津市議会議員、藤井哲也です。

昨日から滋賀県にも寒波が到来し、比叡比良の山々が雪化粧をしています。
高台から見るびわ湖とのコントラストは絶妙で、一見の価値があります。

昨日、大津市議会1月会議が開催され、大型補正予算の審査を行いました。
結論から申せば、私は補正予算に賛成しました。

環境美化センター(ごみ焼却施設)の老朽化による集塵機ケース派損等により、地元協定値はもとより国の基準をも大幅に上回るダイオキシン類 並びに ばい塵が測定され、地元住民の皆様にとっては非常に不安の中でおられました。

一日一刻も早く改修等工事を行い、地元の皆様が安心できるようにするとともに、市外搬出によって出続ける支出をストップすることが必要で、この部分については全会派賛成でありました。
(いじめ対策関連経費150万円に反対の会派があったため、議案については賛成多数で可決となりました)

以下、質問項目と市からの答弁の趣旨についてまとめます。


Q(藤井)
 煙突清掃業務は、随意契約でなく競争入札にすべきでは?
 平成23年度の包括外部監査でも分離可能な業務について検討するとしているが。

A(大津市 副市長答弁)

 バグフィルタの改修工事と一体性があり、専門性があるため包括的に随意契約とした。

Q(藤井)
 今回の破孔が生じた箇所の耐用年数はそもそも何年?
 現在、設置から15、16年が経過しようとしているが。

A(大津市 副市長答弁)

 メーカーには規定がないが、国の長寿命化計画作成の手引きによると15年から20年とされている。

Q(藤井)
 破孔の発見(11月26日)直近の定期点検の点検者、日時、改修箇所の点検方法、その結果は?

A(大津市 副市長答弁)
 10月21日から24日にかけて定期点検を委託業者により行った。
 目視による点検で、異常はなかった。

Q(藤井)
 「目視による点検」と点検マニュアルに定められているのか?
 (打音調査等の強度調査が必要ではないか?)

A(大津市 副市長答弁)
 これまでしっかりとした点検マニュアルがなかったので、今後整備したい。

Q(藤井)
 委託業者がしっかりと点検していれば損害は生じなかった。
 損害賠償請求の検討はどのように行ったか。

A(大津市 副市長答弁)
 今後 弁護士と協議したい。


以上が本会議質疑の内容です。
委員会でも引き続き質問を行い、主に以下の3点確認しました。

● ごみの市外搬出先(三重中央開発、クリーンステージ)へのごみ搬出費は妥当か?
● 煙突工事(1600万円)に4.5か月もかかるのか?もっと安くできるのでは?
● 日弁連法務研究財団にわざわざ意見を求めなくとも、いじめ対策行動計画策定アドバイザー会議」の委員の中にも大阪弁護士会や滋賀弁護士会から推薦を受けた弁護士がおり、そちらに諮問すれば事足りるのではないか。


次に予定されている本会議は2月議会です。
平成26年度予算案を審議する、一年の中でも特に重要な議会となります。
それ以外にも各種調査を進め、市への政策提言事項もまとめていきたいと思います。



大津市議会議員 藤井哲也拝

 

▲ページのトップへ