学校給食の安全を徹底してもらいたい!

ホームブログ>学校給食の安全を徹底してもらいたい!



おはようございます。
大津市議会議員、藤井哲也です。

本日は本当に久しぶりのプライベートの一日にしました。
とは言うものの、日頃お世話になっている方にご挨拶しに行ったり、結構忙しくしていました。


nogyo2506
(借りている畑。今年は茄子、きゅうり、トマト、万願寺とうがらしを栽培しています)

yotch2506
(Z高校ヨット部の指導をされている中学時代の恩師)



さて、大津市伊香立南庄町の埋め立て地から、国基準越えの有害物質が検出された件について、大津市の対応が非常に遅いことに苛立ちが高まっていたところに、一昨日 あらたに学校の給食にナイフ片が混入していた恐れがあったことが分かり、大津市に対して更に怒りが高まっています。

最近は、会計粉飾、公金横領、公金流用、公募の不徹底と様々な問題が出ており、更に今回の公害の後手対応と学校給食の問題。こんなに不祥事ばかり続出する組織は、そんなにないと感じます。大丈夫か?大津市。


一昨日に問題があった、学校給食へのナイフ片混入恐れの件は、下記の新聞報道の通りです。

 滋賀県大津市は7日、市南部学校給食共同調理場(大津市音羽台)で調理した「高野豆腐の卵とじ」の中に、ステンレス製のペティナイフ2本から欠けた刃先が混入した恐れがあると発表した。
 11小学校に約6700食が配送されたが刃先は見つかっておらず、児童らに被害はないという。
 発表によると、午前11時55分頃、洗浄作業を行っていた調理員が、タマネギの芯をくりぬくために使ったナイフ2本の刃先がそれぞれ2、3ミリ程度、欠けていることに気付いた。直後に市教委を通じて卵とじを食べないように注意したが、全11校で給食が始まっていた。

読売新聞 6月8日記事引用


学校給食は子どもも保護者の皆さんも安心して食べられることを大前提に提供されていると思います。
これまでこのようなことが起きたことはあまりありませんでしたので、なぜこのようなことが起きたのか徹底して調査をしてもらいたいです。(玉ねぎを切り抜くだけで折れるナイフとは???)
また「報告⇒学校への指示」がかなり遅れたことも問題だと思います。
今回は事なきを得ましたが、もっと早く対応できていたら、給食提供前に各校に対して指示を出せたと思います。委託事業者および教育委員会事務局(?)の連絡オペレーションに問題がなかったのかも検証が必要だと思います。

さらに時系列に言うと、
11:55頃 大津市南部調理場でナイフ刃先が欠けていることに気づく
12:20頃 大津市が対象の11小学校に連絡を取る
       しかし11小学校ではすでに給食が開始されていた
17:20頃 大津市議会に報告
20:00頃 マスコミへリリース

となっており、市議会やマスコミへのリリースが遅すぎます。
もし大きな問題にならなければ、議会やマスコミへ報告・リリースはしないでおこうという事なかれ主義が垣間見えるように感じます。
保護者の方からマスコミに連絡が先に入ったようで、そこから急に議会への報告やマスコミへのリリースが動き出したようで、市の隠蔽体質いまだ解消せずの印象を強く受けます。


今回の「南部給食調理場」は昨年行われた「プロポーザル方式(提案方式)」による競争入札が行われ、栃木県に本社がある企業が受注し、4月から操業を開始したばかりです。
見た目の提案資料の素晴らしさや、プレゼンテーションの素晴らしさは、いくらでも脚色できます。実態をしっかり選考委員の方々は評価できていたのか、いろいろと調査すると疑問に感じることもあります。

いずれにせよ、業者選定の際に、「危機管理・危機対応」なども「プロポーザル(提案)」を、受けていると思いますので、二度とこのような問題が生じないように、その時の提案資料を今一度自分の目で確認して、今回の対応は問題なかったのかチェックしたいと思っています。


さて本日は日曜日!
来週の一般質問に向けて、再質問の準備を進めていきたいと思います。


大津市議会議員 藤井哲也拝








▲ページのトップへ