新年度です。

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おはようございます!
大津市議会議員(滋賀県)藤井哲也です。

今日から新年度です。各職場や学校では多くの新入社員や学生が期待と不安に胸を膨らませて新しいスタートを始めます。私が就職したのは今から12年前(2001年)。当時をこの時期になるたびに思い出します。
皆さんにはぜひ、物事をポジティブに捉え、前を向いて歩いて進んでいただきたいと思います!がんばってください!


就職活動で1件気になる記事に先日、目が留まりました。

 政府は27日、大学生の就職活動の解禁時期を現在の3年生の12月から、4年生の4月に変更するよう経済界に要請する方針を固めた。具体的には、経団連に対し会員企業に早期採用の自粛を呼びかけている「倫理憲章」の改定を求める。就職活動に奪われていた時間をキャリア育成や専門教育に振り向け、即戦力となる社会人を育てる狙いがある。6月にまとめる成長戦略にも反映させる。
 現在、大学の新卒生を対象にした企業説明会や会社訪問の解禁は3年生の12月となっている。これを4年生の4月に遅らせ、面接や筆記試験の選考については4年生の8月以降とする。平成27年度入社の採用からの実施を目指す。

産経新聞3月28日付記事

就職活動(採用活動)の開始時期を、現在の3年生の12月から、4年生の4月に後ろ倒しするというものです。
私の考えでは、「そこまで規制を強くしなくていいのではないか」というものです。
別に1年生から就職活動をしてもいいと思いますし、大学に通いながら働いても問題ないと思います。働き方は多様になってきているにも関わらず、新卒採用主義を中心的に考えるのはもう変革していかねばならないと思います。
また、就職活動の開始時期を遅らせる理由としては、学業に影響が出るからとのことですが、私が現場を見る限り、頑張る人は就職活動があるなしに関わらず、しっかりとがんばりますし、あまり関係ないと思います。
意識が低い人に就職活動の開始時期をあわせるのではなく、自由に就職活動ができる環境を作るほうが、自然と将来に意識が向いていない人も意識せざるを得ない環境になると思うのでそちらのほうが相応しいと思います。

何より、キャリア観(キャリアアンカー)の形成は、実際に働いてみなければ築くことが困難です。いくら適性検査をしても、たかが知れていて、職業適性とは本来、自分自身の普段の努力によって自ら作り上げていくものです。根本的にキャリア教育の考え方が間違っていると私は思います。
政府には就職活動の開始時期の規制緩和をしていただくよう願うものです。



ところで、先週金曜日。大津市役所でも退職される職員さんの見送りがありました。
本当にご奉職おつかれさまでした。

fujiwara2503
(なぜか大人気の「ミスター税」の藤原税務長)


みなさん、嬉しさと寂しさが相半ばする顔をしておられました。
退職される皆さんもまだまだお若い(定年60歳)ので、ぜひともお住まいの地域では、引き続き、大津市のためにご活躍いただけることを念じております。


大津市議会議員 藤井哲也拝


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