「JR小野駅」前駐輪場整備&「JR膳所駅」橋上駅舎整備。

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おはようございます!
大津市議会議員(滋賀県)の藤井哲也です。

大津市はJRと京阪電車の駅がかなりあります。
西から東に挙げていきますと、

【JR駅】16駅
「北小松」、「近江舞子」、「比良」、「志賀」、「蓬莱」、「和邇」、「小野」、「堅田」、「おごと温泉」、「比叡山坂本」、「唐崎」、「大津京」、「大津」、「膳所」、「石山」、「瀬田」

【京阪電車駅】21駅
「坂本」、「松ノ馬場」、「穴太」、「滋賀里」、「南滋賀」、「近江神宮前」、「皇子山」、「別所」、「三井寺」、「浜大津」、「島の関」、「石場」、「京阪膳所」、「錦」、「膳所本町」、「中ノ庄」、「瓦ヶ浜」、「粟津」、「京阪石山」、「唐橋前」、「石山寺」

実に37駅も市内に駅があることになります。
大津市は縦に長いことが要因です。


この中で、先日から本ブログに何度か紹介している、「JR小野駅」前の駐輪場整備について先日、新聞で特集記事が掲載されました。

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大津市北部のJR湖西線小野駅前にある露天の駐輪場に屋根や防犯カメラが付き、来年一月をめどに有料化される。屋根の整備費用など2億800万円を盛った2013年度一般会計当初予算案が19日の市議会で可決された。他の市営駐輪場と足並みをそろえるのが目的だが、地元住民には反対や困惑の声も。専門家からは、地域の実情に合わせて有料化について住民と話し合うことが必要との指摘も上がる。
『市営駐輪場 有料化に賛否』(3月24日付 中日新聞朝刊)



記事の中で、湖西線沿線地域の事情に詳しい塚口博司・立命館大学教授(都市交通計画)に、「公共スペースを無料で私的に使うのは本来おかしなことで有料化は仕方のないこと」であるが、「住民がしゃくし定規に旧大津市と同じ条件にされるのに納得がいかないのも理屈が通る。有料化する前に、市は地域の交通事情を踏まえて、地元としっかり議論すべきだ」と取材されています。

受益者負担の考えは当然ですが、「受益」の必要量について、住民や利用者の考えを尊重すべきだと考えます。
本当にそうしたサービスを住民や利用者が望んでいるのか、利用者アンケートでは約8割の人が反対しています。
住民が欲しいと考えるよりも過度なサービスを提供し、その分住民負担が大きくなるようなことがあっては、行政の役割そのものの議論になってきます。
大津市にはしっかりと住民や利用者の意見を聞いて、市民へのサービス(市民からみると「受益」)の大きさについて検討をして頂きたいと思います。現在では明らかにコミュニケーション不足で、理解を得られるような活動も不十分であるのが極めて残念です。



それともう1件。
大津市南部に「膳所」という地域があります。
私の出身は大津市平野学区というところで(生まれは大津市長等学区)、広範囲の「膳所」に該当します。
この膳所駅は、利用者が1日の利用者が1万2千人もいるにも関わらず、いまだバリアフリー化がなされてきませんでした。駅の構造の問題もあると思うのですが、ひとえにJRの姿勢そのものが原因だと私は思っています。
今年度、議会でもさまざまな議論や審議をしてきましたが、ようやくこの駅のバリアフリー化が進捗することになりました。
橋上駅舎となり、合わせて駅前整備も進むことになります。
しっかりと利用者が使いやすいよう、工事の進捗を見ていきたいと思います。
昨日はその膳所駅改装の起工式でした。


議会は22日で閉会しましたが、様々な課題を市民の皆さまに教えて頂いております。
議会が始まると審議の毎日なので、6月議会までの2カ月余りは、地域のことを勉強するため様々な場所に顔を出して調査をして参ります。


大津市議会議員 藤井哲也拝






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