「人権を考える大津市民の集い」と「自主防災訓練」。

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こんばんは!
大津市の市議会議員、藤井哲也 です。

次回議会は12月3日開会です。
あっという間に議会が始まりますので、次回議会で取り上げたい課題などを調べていきたいと思います。
また、月曜日には「大津市子どものいじめの防止に関する条例案」をつくるための検討会議が開催されます。パブリックコメントは120名を超える市民の皆様と、市長、市教委、県教委、全教(教職員組合)、県警から意見を頂いています。
しっかりと審議したいと思います。


さて、この土日は地域活動に従事しました。

昨日土曜日は、朝一番、葛川小学校で「第44回 人権を考える大津市民のつどい」が開催され、分科会方式で3つのテーマでお話がありました。私としては真野川に毎年5月に鯉のぼりを泳がせる取り組み「ふれあい鯉のぼり祭り 真野」についてお話をされた、「こいこいクラブ代表の杉本加津美さん」の講演会に参加しました。





杉本さんのこれまでの15年間の取り組みと苦労を聞いて、改めて感謝の気持ちを持ちました。なかなかこのようなすばらしい取り組みはできないと思います。
この取り組みは、本年、滋賀県文化振興事業団から表彰されたものでもあります。

また昨年は東日本大震災の被害を受けた南相馬市にある「真野小学校」に、大津市の「間の小学校生」が鯉のぼりのウロコ一つ一つにメッセージを書いたものを贈るなど、心からすばらしい事業だと思います。

また、もともと2千人くらいだった真野学区の人口も現在8000人程度となっており、その中で新旧住民の間において、この鯉のぼり事業がコミュニケーションの場になってきたことなども知ることができて、大変勉強になりました。
「人権学習」と言えば、何か堅苦しいものをイメージしますが、実際は老若男女、新旧住民がコミュニケーションをスムースにとるための活動なんだと感じました。

その後は、今月24日に開催される「東大津高校総会・大同窓会」の打ち合わせのため、東大津高校に行きました。
現在のところ100人超の同窓生の皆様が参加されることになっています。
ぜひ東大津高校卒業生の方は、期に関わらず参加いただけましたら幸いです。私がなぜか総合司会を担当させていただくことになりました。。不安です。。


そして本日、日曜日は 地域(大野団地)の防災訓練がありました。
あいにくの天気でしたが、災害は晴れの日にやってくるとも限りません。こうした厳しい環境の中で防災訓練をする意義は高いと思いましたが、なにぶん参加された地域住民の皆様は冷たい雨に打たれながら大変だったと思います。



(消火器の使い方について、主婦の方も多くチャレンジ)


(放水ホースの使い方について)


(炊き出し訓練。カレーや焼き芋を連携して作りました)


参加された皆様、本当にお疲れ様でした。
私が参加したのは1自治会のものだけでしたが、多くの自主防災会が大津市内にはあります。こうした地道な活動が、いざというときに生かされることを願っています。

またやはり感じたのは、自主防災のための器具や人材育成が必要だということです。
大津市も近年、自主防災の取り組みを支援すべく補助制度をはじめていますが、本日参加して感じたことは、まだまだぜんぜん足りていないということです。
避難用テントや簡易トイレ施設、インバーター式発電機、防災品を保管する倉庫などは自治会で負担するのは厳しいですし、備蓄品もぜんぜん不足しています。また、訓練のための消火器や防災士による説明資材も不足しています。(地域によってムラがあるようです。備品がある地域もあればない地域もあるようです)
また防災士の研修ももっと人数を増やしていくべきだと思います。



地域の活動に触れる中で、市政に反映させるべき多くのことに気づくことができれば、幸いです。



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