いじめ自殺の件に関して

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こんばんは。
大津市議会議員 藤井哲也です。

本日午前中は、いじめ自殺の件で第2回口頭弁論がありました。私も傍聴に行こうと抽選に向かいましたが、あいにく外れて傍聴することはかないませんでした。
報道や関係者への聞き込みをを通じてしっかりとその内容を把握したいと思います。

さて、実は先週末 東京に行ってきました。
いろいろと用件があったのですが、その一つに、みんなの党本部への訪問がありました。
諸々の報告と相談、そして大津のいじめ自殺の件の報告が目的です。

大津のいじめ自殺の件については、市民の多くの方からご連絡やご意見を頂いておりましたし、みんなの党への期待を頂いておりました。党本部にも伝えておいて欲しいという声もたくさん頂いておりました。
私からは、党本部の方へ、この間にみんなの党の考え方を発表していただきたい、教育委員会制度そのものの変革の必要性をお話していただきたいとお願いいたしました。

そして、本日 党幹事長の江田憲司衆院議員により記者発表がありました。



(記者会見中、1分30秒~10分12秒の間が大津のいじめ事件について)

【主な発表内容】
● 教育委員長、教育委員の姿が見えてこない。教育委員会の形骸化が指摘されて久しい。
● 第三者調査委員会ではなく、本来は教育委員会が調査をするべき
● 本年4月13日の段階で「地方教育行政改革推進法案」をみんなの党は提出している
 → 教育委員会の必置義務をなくす
 → 地方公共団体が教育委員会を置くか置かないかを決定する(地方分権)
● いざというときに機能していない形骸化している教育委員会制度。問題解決能力がない教育委員会は辞表を出すべき。
● 学校だけの責任ではなく、地域も交えて子どもの教育を考えていくべき。そうでなければこの国の未来は危うい。


確かに本来、役割を果たすべき教育委員会がまったく機能していません。本来の役割を果たしていない現大津市教育委員は辞表を出していただかねばならないレベルだと思います。
選任した大津市長が「いじめと自殺との因果関係がある」とし、「市教育委員会の調査がずさんだった」としている以上、教育委員としての能力を持ち合わせていないといえます。
私が解任請求ができるならば、即刻解任請求したいところです。しかし議会ではそのようなことができません。教育委員自らが辞任を申し出られることを願うばかりです。

また、第三者委員会が開かれること自体は評価したいと思うのですが、加害者側への「聞き取り調査は行わない」(越市長)というものなので、警察による捜査が始まった今、いったい何のために設置されるのかも曖昧に感じます。
中途半端な調査にだけはならないことを強く願いますし、どうせ税金を使って第三者委員会を設置し報酬を支払うのであれば、その費用に見合った効果(徹底した調査による成果)を出すことを期待したいと思います。
それでなければ、単に「自分(市長)はこの問題ではがんばっていますよ」というフリをしたいがためと考えてしまいますし、残念ながらこれも市長のパフォーマンスだったのかと疑ってしまいます。



ところで、本日午後、市総務部コンプライアンス推進室の方から、「第三者調査委員会は市の付属機関ではなく、市長直轄の調査会になる」「第三者調査委員会の設置前には、総務常任委員会で当然説明しなければならないと考えている」という趣旨の連絡を頂きました。
総務常任委員会が開かれたならば、私は所属委員なので、第三者委員会そのものの設置目的や委員の人選などについて疑問を投げかけさせて頂きたいと考えています。


少し長くなりましたがいじめ自殺の件についての報告です。


東京有楽町には「ゆめぷらざ滋賀」というアンテナショップがあるんですね。最近支援者の方に教えていただき、早速伺ってきました。



うーーーむ。寂しい感じです。とてもこれで特産品を買おうという気にならないし、滋賀に来たいと思えません。。。
絶対、改善が必要な水準だと思います。


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