滋賀労働局「氷河期世代採用しま専科」。

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滋賀労働局が主催する企業向け動画セミナー「氷河期世代採用しま専科」。
こちらの講師を務めさせていただきました。
本年3月までの期間限定の公開です。

滋賀県以外の企業でもご覧いただくことができます。
(閲覧にはサイトに登録が必要です)

ぜひご覧いただき、氷河期世代の採用をご検討頂ければ大変ありがたいです。
宜しくお願いいたします。

こちらから





地方議員引退後(というか、キャリアを通じて)、一貫して取り組んでいる就職氷河期世代の社会問題。
今年度はコロナ渦の中で、「しがジョブパーク」で一年間、実務にかかわってきて感じることは、求職者側、企業側双方に対して、認知度・アプローチが十分ではないということです。現在、かなり意識が高い支援対象者の方がイベント等にお越しいただいているところですが、想定される人数からするとごくごく一部にすぎません。本当はもっと支援するべき母数が多くて、そうした方にお越しいただいて、キャリア形成のお手伝いをしていく必要があると思うのですが、現在はまだ不十分だと思います。そうしたことから、求職者に対して、支援機関とのつながりを形成していく必要性があると思っています。

そして企業側の問題。氷河期世代に対して一種の思い込みのようなものがあると思っていて、「どうせ就職氷河期世代は職場にきても活躍できないだろう」という企業が多いような気がします。または年齢だけで判断して、30とか40とかを超えると、ちょっと使いづらいし、いまから育てるというわけにもいかないしなぁと思ってられる企業も多いと感じています。でもそうした思い込みをいかにして再構築し、氷河期世代にも目を向けてもらうのかというのは大事だと思ってます。まだまだ採用側の機運が高まっていないと思っています。

求職者側の問題、そして企業側の問題。どちらが卵で鶏かは分かりません。
おそらくどちらに対してもアプローチを強化していく必要があります。

私が主に担っているのは企業側の意識を高めていくことです。
そうしたことから、ぜひ今回の滋賀労働局の動画を多くの方に見て頂きたいと思っています。

このほか、今年度は神奈川県、千葉県、東京労働局、千葉労働局でもお仕事をさせて頂いております。
それぞれ就職氷河期世代支援に関してです。

この社会課題については、国は今後2年間は集中支援期間として位置付けて取り組みを進めていきますので、私も引き続き、この社会課題に携わっていきたいと考えています。



藤井哲也





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